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2023.07.21
姿勢を保つ能力
こんにちは!
パーソナルジムCARAS(カラス)の上田です😁
本日は「バランス能力」をテーマにお話ししていきます。
ちなみに皆様は、上のイラスト写真にある片脚立ちの姿勢はとれますか?
そしてどれぐらいキープ出来ますか?
一度チェックしてみましょう!!🙆
◇チェック方法
①両手を横に広げる
②片足を床から5cm程上げる
③20~30秒程動かない様にキープする
④反対足でも行う
実際に行ってみていかがですか?
身体がグラグラせずに保てましたか?
この片脚立ちの姿勢は、バランス能力をチェックするのによく使われます。
そもそもバランス能力とは、動く・止まるといった姿勢を維持する能力のことです。
そんなバランス能力は、動的バランス・静的バランスといった2種類に分けられます。
動的バランスは、動きを伴いながら転倒しないように姿勢を保ち続ける能力を指します。
この能力は「走る」・「歩く」といった動きの中でも転倒しないように体を安定させるために働くと言えます🏃
一方、静的バランスとは動的バランスの反対で、動かない状態を保ち続ける為の能力を指します。
立っている状態やイスに座っている状態等、身体の動きを伴わない姿勢を維持するために働きます👨💼
私たちが運動やトレーニングを行う・日常生活をする場面では、この動的・静的バランス能力が交互に作用することで成り立っています。
そしてこのバランス能力は、筋力や視覚・耳の中にある三半規管等の情報を基に、様々な機能が働いて構成しています。
もし筋力や視覚等の感覚情報が低下すれば、静的・動的な状態で姿勢を維持することが難しくなり、競技パフォーマンスの低下に繋がります。
特に高齢者は、転倒のリスクを高めてしまう可能性があります😱
ですので、筋力を落とさないように普段の日常生活から運動やトレーニングを取り入れていく事で、バランス能力の低下をある程度抑える事が出来ます。
また最初に挙げた片脚立ちの姿勢ですが、目を閉じた状態で行うと、視覚情報が失われる為にバランスがとりにくくなります。その状態で身体がグラグラしない様にキープするとバランス能力を鍛えるトレーニングにもなります!😸
(その際はケガのないように注意して行いましょう!)
最近では、スポーツ用品店でもバランスボール等、バランス能力を鍛えるトレーニング用具も販売されていますので、使ってみるのも1つの方法です👍